先日のフリマにやって来てたシシ(現在、Aさんのお家でとても大切にされています

)と、
うちで3ヶ月お預かりしたファニーのお話。
こっちがシシで こっちがファニー姉妹で山中に棄てられておりました。
毛色が、黒・白・グレー・茶色の混合。
不思議な感じのする子たちでした。
獣医さんに聞いても「多分テリアの血が入ってるね」くらいの返答で、
お散歩中に何度も「何犬ですか?」と聞かれました。
しかも端から見てもすごく可愛いみたいで、すれ違った人が「触らせて!」と、
わざわざ戻って来る事が何度かありました。
ある日の散歩中、動物大好きなご夫婦に「是非触りたい」と言われました。
「すごく臆病なので、嫌がるし、噛み付くかも知れないので…」と断っても
「噛まれても良いから、お願いします!」と先方さんも引き下がりません。
私は、慣れてきた保護犬を過保護に育てるのがあまり好きでないし、
ファニーの性格を理解した上で触りたがっているのなら、様子を見つつ触って貰う事にしました。
ファニーはびっくりして声を上げ、旦那さんの手に噛み付きました。
「ぎゃあー!」今度は私が声を上げてびっくりです。
「ごめんなさい!大丈夫ですか

!?」
いくら本人が噛まれても良いと言ってくれても、いざ本当に噛み付くと、血の気が失せます。
すると奥様が「この人、郵便配達してるから番犬にしよっちゅう噛まれてるのよ」と
笑って許して下さいました。あ…そうなんだ。良かった~…って、旦那さんってば
噛まれてもまだファニーを撫でくり回してるし

こんな心の広いご夫婦に飼われたら、どんな子だって幸せだわ~



ファニーは少しずつですが、人に慣れていきました

続く。
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